
「旅行先でみんなで盛りあがれるようなゲームが知りたい」というあなた。
ぜひこの記事でおすすめするゲームをやってみてください。
どうも、kenzoです。
私の友人が「ボードゲームカフェ」という、食事しながらゲームができるお店にハマっていました。
私も誘われて参加していましたが、ホントにいろいろなゲームがありますね。
そこで、私が遊んだなかで、旅行にピッタリの「盛りあがるゲーム」をご紹介します。
最近の「ボードゲーム人気」もあって、種類もふえているので、ひとにおススメを聞いてもどれがいいのかわかりません。
この記事でご紹介するゲームは、ただの「ひまつぶし」だけでなく仲を深めるのにもとても効果的です。
楽しい旅行の夜をさらに盛りあげるゲームをもって、いざ旅行にでかけましょう。
初めて遊ぶメンバーではまずコレ!
「知ったか映画研究スペシャル」
でみんなの仲を深めよう!

まずはじめにご紹介するゲームが「知ったか映画研究スペシャル」です。
あなた達は知ったかぶりばかりしている映画研究家です!ひょんなことから、論評会に呼ばれたあなた達。
しかしダメ人間なあなた達はその映画に対して何の知識も持ち合わせていません。
知恵と勇気とトーク力で、この危機を乗り越え、真の「知ったか映画研究家」になることを目指します!
引用元:公式サイトhttp://www.groupsne.co.jp/products/bg/shittaka/shittaka_details.html
というゲームです。
カンタンにいうと「デマカセ」をいっていればいいということです。
出典元:http://www.groupsne.co.jp/products/bg/shittaka/shittaka_details.html
「知ったか映画研究スペシャル」は、「お互い助け合う」のと「相手のはなしを全部肯定する」というルールのおかげでとても”ほんわか”したゲームです。
そのため、あまりなれていないメンバーがいるときや、社員旅行などの「これから仲良くなろう」というメンバーであそぶのにピッタリです。
ルール
ルールはとてもカンタンです。
出典元:http://www.groupsne.co.jp/products/bg/shittaka/shittaka_details.html
画像のような2枚のカードからサイコロをふって、出た目の「ワード」をくみあわせます。
たとえばこの画像のカードでサイコロの目が「4」と「4」だった場合

「天国」+「ドッカン」で「天国ドッカン」という映画について「知ったかぶりで語りましょう!」ということです。
- まずひとりが30秒くらいでその映画について話しだす
- 次のひとはまえのひとに「ね、○○さん?」とふられたら話しだす。
- みんなにめぐったら、みんなで「いい映画だったね~」といっておわり
- 話しあって「いちばん印象にのこったひとの話」をきめる。
ルールはこれだけですが、とても大事なルールがもうひとつあります。
「話をきいているひとは、はなしを全部肯定して、つぎのはなしにつなげる」ということです。
なので、どんなにムチャクチャな展開になってきても全部のみこんで続けなければいけないのです。
旅行にむいているポイント
私が旅行に持っていくことをおすすめするポイントは
- カンタンでおぼえやすい
- トークメインで必要なパーツがない
- みんなで協力するので仲良くなる
ところです。
ポイントは「勝ち」はあっても「負け」はないということです。
すすめかたも、みんなで協力していきます。
なのでだれかひとりだけ楽しめないということがないのです。
単純すぎてあまり盛りあがらないと思うひともいるでしょう。
ところが意外性だけでじゅうぶんたのしめます。
私は友人と5人であそびましたが、まずビックリするのは話をふられるタイミングです。
必ずくぎりがついたらというルールはないので「主人公がコンビニでバイトしてたら…ね?○○さん?」とふられると「そこでふる!?」とあわてました。
さらに、「ドッカン○○」のようなタイトルなのに「ドキュメンタリーにしては…」と話し出されると、「イメージとちがう!」ということもおこります。
みんなその場で話をつくりだすので、小さな「サプライズ」が予想できません。
私たちは、話がおもしろくなりそうだったので、3周することにしました。
ひとり変な発想の子がいたので、いきなり主人公が死んでしまい、なんとかまとめようとするも、最後までグダグダ。
そのまま「いい映画だったね~」となり「どこがだよ」のツッコミまでひとくくりで爆笑のなかおわりました。
シンプルなルールだからこそ、自分たちでちょっとひろげたあそび方もできます。
誰でも参加でき、もともとの得意や不得意にも関係ありません。
そして最近のゲームに多いチップやコマなどをつかわないので、どこでもあそぶことができます。
あくまで旅行がメインなので「旅行の夜」ということを考えるととても大事なポイントです。
これから仲良くなろうというメンバーでやるのが
ベスト!
もちろん誰でもたのしめるゲームですが、いちばん効果があるのが「これから仲良くなる」というときです。
「知ったか映画研究スペシャル」のいちばんの魅力は「おたがいを認める」ことと「協力してひとつのものをつくること」です。
そしてみんなで話しあって、だれの話がよかったかをきめるので、最後まで「全体意識」があります。
そしてじつは、話を思いつかないでとまってしまったときに「フォロー」していいというルールがあります。
フォローや盛りあげたことなども評価していいことになっているので、何も「おもしろい話ができたひと」だけがMVPというわけではありません。
おかげで全員が輝けるのです。
仲もふかまりますし、まさに一緒に仕事していくなかまには欠かせないことですよね。
ということで社員旅行などで持っていくこともとてもおすすめです。
ばかばかしいゲームのようですが、チーム内でのコミュニケーションにとても大事なことがふくまれています。
チームのリーダーのひとたちは参考にしてみるといいでしょう。
盛り上がること間違いなし!
簡単ルールで自分たちだけの
ゲーム展開をたのしもう!

つぎにご紹介するのは、友だちどうし、仲の良いメンバーでやるととても盛りあがるゲームです。
私の世界の見方
出典元:https://tendaysgames.shop/?pid=98197350
いわゆる「大喜利ゲーム」です。
お題の文の、あいているところに単語をいれて文を完成させます。
出典元:https://item.rakuten.co.jp/blueskyonline/a1811-0799/
このお題なら「バスタブをなにで満たすか」ということですね。
「ナンバーワンホスト」で満たしたバスタブなんてすごいお金のつかいかたですね。
ふつうの「大喜利」は自分で考えないといけませんが、自分にくばられた「回答カード」からワードをえらぶだけなので、だれでもできます。
ちなみにドイツで2004年の年間ゲーム大賞の審査員推薦作にえらばれています。
ルール
ルールは本当にカンタンです。
- 「親」がお題カードを1つきめる
- 6枚ずつ回答カードをくばる(親以外のひとに)
- それぞれが自分の回答カードから1つえらびお題の「穴うめ」をする
- だれが出したかわからないよう、うらがえして場にだす
- 「親」がみんなが出した回答カードで穴うめし、気にいったひとつをきめる
- えらばれた回答のひとにポイントがはいる
- いちばんポイントの多いひとが勝ち
誰でもできるシンプルなルールです。
プレイ人数から「親」の数をひいた数のポイントをとったひとが勝ちです。
ちなみにお題は180種類、回答パターンは380種類と絶対あきることはありません。
旅行にむいているポイント
まずカンタンなこととつかうのがカードだけというところです。
なぜカンタンな方がいいのかというと、なにもみんなでできるということだけではありません。
旅行中ゲームをやるとすれば、ほとんどが夜にホテルか旅館でということになります。
1日観光して、さらにお酒を飲んでいると、考えるのもめんどうでむずかしいゲームはグダグダになってしまいます。
「私の世界の見方」はカンタンだから気軽にできるだけでなく、旅行の夜のようなすこし「ハイ」なときにやるほうが盛りあがるのです。
誰でもよっぱらったりつかれているときに、くだらない話で大笑いしたことはあるでしょう。
同じことがゲーム中にもおきて、それはそれは笑いのたえない状態になります。
言葉を考えているひとたちだけてなく、みんながつくった文を見ながらえらぶ「親」のひとも、みんなでたのしめます。
しかもどの答えがいちばんかきめるのは「親」の好みなので、何になるかわかりません。
私がやったときも「珍回答」がたくさんでました。
「東京ドーム10個分!エロいね!」
のようなナゾの文が「想像がかきたてられる」という理由でえらばれたりして、みんな大笑いでした。
深夜にお酒をのみながらやったら笑いが止まりませんよ。
たった今考えたプロポーズの言葉をきみに捧ぐよ
私が1、2を争うくらい好きなゲームです。
ジャンルはこちらも「大喜利系」です。
しかし、その場でつくった文章で相手を「オトす」という、目的があるのがちがいます。
ルール
「親」になるひとにプロポーズをしていちばん先に3つの指輪をうけとってもらえたひとが勝ちです。

- 基本の単語カードを6枚くばる
- 指輪をひとり3つずつくばる
- さらにもう6枚単語カードをひく
- スタートから10秒で12枚のカードを組みあわせてプロポーズのことばを考える
- ひとりずつ「親」にむけて考えたプロポーズのことばをいう
- 最後に「結婚しよう」をつけて指輪をさし出す
- 「親」はひとりえらび指輪をうけとる
- 指輪がいちばん先になくなったひとの勝ち

「大喜利系」のなかでもしっかりした目的があります。 言葉も組みあわせで意味がかわるので、とてもスリリングな10秒です。
旅行にむいているポイント
大喜利カードゲームのなかでも、私が選ぶいちばん盛りあがるゲームだからです。
とくに女性メンバーがいると、男性とはちがった評価をするのでおもしろいです。
ほとんど「まともなプロポーズ」にはならないので、確実に爆笑です。
でもつくっているときは本気なんですが、なにしろ10秒という時間がなんともビミョーにたりないのです。
私たちがあそんだときは、プロポーズのあとに「そのこころは?」のような時間をとっていました。
そうすると意外とちがった意味のプロポーズだったりするのでおもしろいです。
ちょっとコワい内容だったりもするので、かぎられた文字しかつかえないわりには「みんなの個性」が見えかくれします。
私はなるべくおもしろいプロポーズになるよう、組みかえているうちに時間ぎれになりおかしな文章のままでした。
しかし私のプロポーズがえらばれると、なかなか「親」の好みもおかしいと思い「親」もキャラがでるのもおもしろかったです。
だれでもおススメ!とくに友だち同士がいちばん盛りあがる!
かぎられた時間ときまったワードでプロポーズするので、もろに個性がでるプロポーズになります。
そのためすでに仲の良いひとたちでも、わからなかった面まで見えるので、さらに盛りあがるのです。
私は「プロポーズ側」でなく「親」のほうの好みがわかるのもおもしろくて好きです。
紹介したふたつのゲームはジャンルとしては同じ「大喜利系」です。
しかしワードをはめこむ単純なものと、ワード自体をつくりかえて文をつくるところがちがいます。
さらに「プロポーズをしてオトす」という[目的]があるのとないのでは全然ちがいます。
そのため「この世界の見方」と「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」両方あそんでもたのしめます。
私も「シラフ」の状態でプレイしましたが笑いがとまりませんでした。
おもわず「もういっかい!」といってしまうことまちがいなしです。
仲が良いほど盛り上がる!
「ゴリラ人狼」でファミリー、友だちと盛り上がろう!

最後にご紹介するのは、「人狼ゲーム」のひとつ、「ゴリラ人狼」です。
カンタンにいうと、基本の「人狼ゲーム」に「しばり」をくわえたものです。
なにかというとプレイヤーは全員「ウホッ」しかいえないのです。
「人狼ゲーム」を知っているほうがわかりやすいので、知らないひとはこちらをごらんください。↓
[人狼ゲーム わかりやすいルール説明]
https://intokubodoge.com/werewolf
人狼ゲームがわかるひとは「言葉をしゃべれない」ということがどんなに大変かわかるでしょう。
さらに具体的なジェスチャーもダメで、できるのは
- うなずく
- 首をふる
- ドラミング(ゴリラが胸をドコドコやるアレです)
だけです。
なのにむずかしい心理戦をしていくのは「とても大変」と思いきや、これも爆笑がたえないことになります。
ルール
公式サイトのわかりやすいマンガがあるのでまずはこちら。
出典元:http://nihongokenkyubu.site/manga/
こまかなルールや役職はありますが、基本的には
- 「ウホッ」
- 指さし
- うなずく、首をふる
- ドラミング
だけで、ゴリラのなかにまぎれた「密猟者」をみつけださなければいけません。
- まず役職カードをくばる
- 自分の役職をかくにんする(まわりには見えないように)
- 「ウホ」のみで3分間話しあう
- 時間がきたら多数決であやしいと思うひとりをえらんで追放→えらばれたひとが「密猟者」でなかったときは遺言をのこす
- 遺言は3文字以内のことばを2つ
- 次のターンからは全員が「ウホ」のほかに遺言でのこされたことばをしゃべれるようになる
- 「密猟者」をみつけだせればゴリラの勝ち
- ゴリラがきまった数追放されると「密猟者」の勝ち
[役職]
- 飼育員 ー 人間のことばをしゃべってよい
- 占いゴリラ ー だれが「密猟者」か知ることができる
- 霊媒ゴリラ ー 追放されたひとが「密猟者」かを知ることができる
- 裏切りゴリラ ー 「密猟者」に協力する。「密猟者」が勝つと「裏切りゴリラ」も勝ち
- アザラシ ー どちらの側でもない。最後まで生きのこれればひとり勝ちになる。ただし「占いゴリラ」に占われたら負け
役や能力はあっても、みんな自分の役職がバレないようにするのでずっと「ウホウホ」合戦です。
だれかが追放されるごとに「遺言」としてしゃべれる言葉がふえていくんですが、「密猟者」さがしには役にたちません。
ただし「アタマ」「クサイ」などとのこされると、みんないっせいに「アタマ!クサイ!」で話しだすのでカオスな状況が笑えます。
個人的に「ゴリラ人狼」なのにアザラシがいるのがツボです。

旅行にむいているポイント
「ゴリラ人狼」もこれまで紹介してきたゲームと同じで、セット内容がカードのみなので持ちはこびに便利です。
むずかしいというイメージの「人狼ゲーム」のイメージをひっくり返すゲームです。
なので「人狼ゲーム」が苦手なひと、はじめてのひともあそべる誰でもたのしめるゲームになっています。
私もあまりよく知らない友人をいれた5人でやりましたが、言葉がないぶん、かけ引きはあまりできません。
よく知っているひとでなくても、言葉なしでコミュニケーションがとれるのは意外な発見でした。(これをコミュニケーションというのかわかりませんが)
なにしろずっと「ウホウホ」いっているので、つかれてあまり頭をつかいたくない旅行の夜でも大笑いでたのしめます。
でもしっかり、本来の「人狼ゲーム」のように心理戦でたのしむこともできるので、メンバーによっていろいろなたのしみ方になるところも魅力です。
最大21人であそべるので、人数が多くても大丈夫なところも大きな利点でしょう。
よく知っているひと同士がいちばん盛りあがる!
家族、友人みんなで「ウホウホ!」
「ゴリラ人狼」はだれでもたのしみやすいゲームですが、いちばん盛りあがるのは家族や仲のいい友だち同士でしょう。
というのも、まずよく知らないひとと「ウホウホ」ゴリラのマネをするのは、はずかしいですよね。
また、しずかに「ウホウホ」とマジメなトーンで犯人さがしになってしまうとそれこそ意味のわからない場になってしまいます。
「ゴリラ人狼」でいちばん大事なのは、本気でゴリラになりきって、”パッション”でつたえようとすることです。
パッションさえあれば、
「ゴリラ人狼」は必ず盛りあがります。
私があそんだときは、よく知っている友人だったので、みんなのゴリラを見ているだけでもおもしろかったです。
「ウホウホ」いってるけど人間みたいに冷静に「密猟者」をさがしているゴリラもいれば、パッションと「リアルゴリラ感」はすごいけど、なにいってるかわからない「ただのゴリラ」もいました。
追放されることがきまったゴリラが最後に「弁明」するチャンスがあたえられているんですが、もちろん「ウホウホ」のみ。
ものすごく熱く「ウホウホ」いってるけどなんだかわからないまま追放されていくところだけでも笑えます。
最初ははずかしくても、ウホウホいっていればきっとそのうち忘れて「笑いのうず」にまきこまれます。
笑いすぎてゲームとしてはグダグダになってしまっても、たのしいのでおすすめです。
ちなみに頭も体もつかい、大笑いする「ゴリラ人狼」は、
本気でやるとかなりつかれます。
つぎの日に支障がでないように気をつけてプレイしてください。
まとめ
今回は旅行にピッタリなおすすめゲーム4選!
私が爆笑したゲームをご紹介!
についてご紹介しました。
初めて遊ぶメンバーではまずコレ!
「知ったか映画研究スペシャル」
でみんなの仲を深めよう!
初めてのメンバーで遊ぶときや、これから親睦を深めようというメンバーどうしこそおすすめのゲーム。
おすすめの理由は以下の通り。
- ルールが単純
- そのため付属品が少なく持ちあるきに便利
- 勝ち負けにこだわるゲームではない
- 全員を肯定しなければいけないルールなので自然と場が和む
盛り上がること間違いなし!
簡単ルールで自分たちだけのゲーム展開をたのしもう!
「カンタンで盛り上がれる!」2つのゲーム「私の世界の見方」と「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」をセレクト。
大喜利系のゲームは、あまりあたまを使うことは少なく、戦略というよりノリで遊ぶものなので、誰でも楽しむことができる。
もちろん、メンバー同士の関係がなんであれ楽しめるが、遠慮なく自分らしい発言ができたほうが盛り上がるので、友人同士がベストといえる。
「私の世界の見方」と「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」は似ているようで主旨がちがうので、ジャンルは同じでも両方たのしむことができるため紹介する。
仲が良いほど盛り上がる!
「ゴリラ人狼」でファミリー、友だちと盛り上がろう!
有名な「人狼ゲーム」に「言葉を話せないゴリラ」という要素を足したもの。
そのため、ルール自体はこれまで紹介したゲームに比べるとすこし複雑になる。ただいろいろな派生形がある人狼ゲームのなかでは、カンタンなほうで、言葉が使えないぶん、コミュニケーションがある意味濃密になる。
そのため、家族や気心しれたメンバーでやる方がやりやすく、盛りあがりやすいので、「ファミリー」「友人同士」におすすめ。

これで旅行がさらにたのしい思い出になることまちがいなしですね。
ただホテルや旅館でさわぎすぎると、ほかのお客さんのめいわくになるので、ほどほどに気をつけてたのしみましょう。