

旅行のキャンセルで失敗した皆さん!
皆さんは、旅行って好きですか?

私は大好きです!!

大好きな旅行でのキャンセルって本当に嫌ですよね。
今回のコロナ禍のせいで、ついに私もキャンセル出しちゃいました。
皆さんのお仲間です。
キャンセルの何が嫌って、ただでさえ、楽しみにしていた旅行に行けなくなって悔しいのに、キャンセル料までかかっちゃう。
私と同じ嫌な気持ちにならないために、今日はそんなトラブルの回避方法、伝授しちゃいます。

私も、キャンセルする前に知っておきたかった!
次は失敗しません!!
その方法はこちらです♪
キャンセル料発生の根拠はキャンセルポリシーにあり


まず、キャンセル料発生の根拠について確認しておきましょう。
キャンセル料は、あなたが予約した旅行のホテルや航空機、電車など何らかの事情で行くことができなくなったために取りやめた場合に発生する、支払わなくてはならないお金のことです。
キャンセル料は、多くの場合、予約契約時のキャンセルポリシーによって定められています。
業者によって、旅行約款、キャンセル規約など様々な呼び名があるので注意。
多くの旅行業者、宿泊施設では、当日の連絡であれば80%、連絡がなかった場合は100%、前日は20%、1週間前なら0%・・・といった具合に、キャンセル時の規定が定められています。
例:じゃらん キャンセル料金について
https://help.jalan.net/jln/s/article/000004446
キャンセル料の請求は、この規定を元に請求されます。
もちろん、そんなもの確認していない場合もあると思います。
読み飛ばしている場合がほとんどでしょう。
実は私も、読み飛ばしていました。
確認していない人は、今後確認してから予約するように気を付けましょう。
もちろん、このキャンセルポリシーも、無制限でキャンセル料を請求できるものではありません。
「消費者契約法」によって、消費者にとって一方的に不利な契約条項は無効になる旨が定められています。
これは消費者保護を目的として、「事業者に生じる損害を超える高額なキャンセル料の請求は認めるべきではない」とい考えから設けられたルールです。
小難しく説明すると、
基本的には
「解約がなかった場合にあったはずの利益」×「キャンセル後に再び販売できる確率」=「契約解除によって事業者に生じるであろう損害」
を超えるキャンセル料は認められないとされています。

そう、あくまでもキャンセルポリシーは事業者の損失を上限に補てんするために用意されているものなのです。
キャンセルを早く申し出れば、キャンセル料も安く済むのは、「再び販売できる確率」が根拠となっているのです。
キャンセル料の回避方法は、契約が完了しているか否かを見るべし


当たり前といえば当たり前ですが、キャンセル料を回避するためには、キャンセル料がいつから発生するかを知っておく必要があります。
このキャンセル料が発生するタイミングは、会社によって違います。
ここで、確認してもらいたいのが申込金をすでに払っているかどうか。
多くのの旅行業者が採用している標準旅行業約款というものがあります。
その約款には、旅行申込の契約確定時期は、申込金を受理したときに成約したものとするとあります。
また、 消費生活センターでも、キャンセル料について申込金の支払い前であれば、キャンセル料を支払わなくてもよいとしています。
予約時にその予約が仮契約、なのか、本契約なのかを確認しておくことは無用なトラブルを避けるためにも必要です。

どの時点で契約が確定するのかは、旅行業者によっても異なるので、申込時に必ず押さえておきましょう。
場合によっては、旅費の支払いを「振り込みで」で申し込めば、キャンセル料を回避出るかもしれません。
キャンセルが発生しそうなら、事前に保険で手当てすべし


旅行の予約をするとき、頭の片隅で、「ひょっとしたらキャンセルの発生があるかも?」と思いながら旅行を予約しないといけないこともあるでしょう。
そんな時は、保険で手当てをしておくというのも一つの手です。
とくに海外旅行などのキャンセルは、キャンセル料も多額になる場合があります。
お財布へのダメージ大です。
そんな時は

「旅行キャンセル保険」と呼ばれる保険をかけて文字通り「保険」をかけておきましょう。
そうは言っても、追加でお金を払うなんて損した気分になる方は、クレジットカードの保証機能を存分に生かしていきましょう。
方法は、支払い方法を特定のクレジットカードに変えるだけ。
なんだ、そんな簡単なことかと思われるかも知れません。
もちろん、全額保証とまではいかないかもしれません。
自分の持っているカードに保証機能がついているのかどうか確認してみるだけで、「後で助かった」なんてことになれば儲けものです。
お手元のカードが、アメックスゴールドやTRUSTクラブカードなどであれば早速確認してみてください。
キャンセルが分かったら、迅速に行動すべし。良いことあるかも?

当然ですが、旅行会社や宿泊施設も商売として事業を行っています。
無断キャンセルなんてのはもってのほかです。

キャンセル時には、「システム上でキャンセルしたからいいや」ではなく、必ず「一報」を入れるように心がけましょう。
事業者の目的は、あくまでも、「継続的に使ってくれる」「優良な顧客」を捕まえることであって、キャンセル料で稼ぐことではないのです。
宿泊施設によっては、規約上はキャンセル料が発生しても、誠実な対応をする顧客には、キャンセル料を請求しないという親切な対応をしてくれるところもあります。
「キャンセル料を払わないために」といわけではないですが、こちらの都合で急きょキャンセルをしなければならなくなった時は、きちんと連絡を入れるという誠実な対応をお勧めします。

もちろん、配慮していただいた場合は、お礼もお忘れなく。
次回、落ち着いたときに再度利用させてもらうなど、よい旅行業者とは長いお付き合いのできる関係を作っておきましょう。
もちろん、誠実に対応した場合でも、キャンセル料を取られるかもしれません。
ですが、その後の対応で優良な事業者を一つ知ることができるというのも、次の旅行を楽しみにさせる重要な要素ではないでしょうか。
それでもダメなら、キャンセル転売を使うべし


それでも、高額なキャンセル料が発生しちゃうという時は、キャンセルする前にその契約を誰かに譲渡できないか、ちょっとだけ検討してみてはいかがでしょうか。
知り合いに直接話をしてみるのも良いでしょう。
地元の掲示板で募ってみるのも良いでしょう。
最近は、「ホテルのキャンセル買い取ります。」なんて事業もあります。
Cansell https://jp.cansell.com/
キャンセル料が発生してしまう、でも、もう少しだけ時間的に余裕があるなんて場合は、キャンセル料を払うその前にちょっと覗いてみるなんてものありかもしれません。
もちろん、思った通りの価格にならない場合や、うまく売れない場合もあるかもしれません。
でもね、ちょっと考えてみてください。
このまま、キャンセルすれば、ただ損をするだけ。
言うだけ言ってみることに損はないです。
キャンセル料を払わず放置すると良いことは一つもない

キャンセル料は、あくまでも、業者が「儲ける為のもの」ではなく、「損害を出さないためのもの」です。
キャンセル料の支払い請求を無視していると、民事裁判を起こされる可能性があります。
ある日、裁判所から自宅に手紙が来ている、なんて、気持ちのいいものではありません。
「そんな少額で、裁判まで起こす業者なんているのか」なんて思った人もいるでしょう。
確かに、実際には、裁判には金銭的、時間的負担も多く、業者もそこまで暇ではないので、請求を送るだけにとどめているところが多いのが現状です。
だからと言って、キャンセルをせざるを得なかったのは、こちらの都合であること言うことお忘れなく。
キャンセル料を踏み倒した場合、あなたはブラックリストに載ってしまい二度と宿泊できないなんてことになりかねません。

業者によっては、関連会社全店で「宿泊お断り」なんてこともあるかと思います。
せっかくの楽しい旅行先が一つ減ってしまうというのもつまらないものです。
まとめ
今回は、キャンセル料を回避するためには、「旅行のキャンセル料払わない方法伝授します。二度と失敗したくない!」について紹介しました。
キャンセル料を払わないといけない根拠はキャンセルポリシーにあり
キャンセル料を確認するためには、まず、契約時のキャンセルポリシーを必ず確認するように習慣づけましょう。
キャンセル料の回避方法は、契約が完了しているか否かを見るべし
キャンセル料の発生は、契約した時以降です。
旅行代金の払い込みは行っているか確認して、もし払い込み前なら契約が成立していない可能性を確認してみましょう。
キャンセルが発生しそうなら、事前に保険で手当てすべし
キャンセルが発生するかもと事前分かっていれば、キャンセル保険で手当てしておきましょう。
また、支払い時のクレジットカードを変えるだけで一部補てんされる場合もあるので、自分の持っているクレジットカードを確認してみましょう。
キャンセルが分かったら、迅速に行動すべし。良いことあるかも?
事業者にとっても、早めにキャンセルが分かると次の手が打てるので助かります。
誠実な顧客に対しては、誠実な対応をしてくれる非常に良質な業者もいらっしゃいます。
それでもダメなら、キャンセル転売を使うべし
Cansellなんて、キャンセルされた旅行を売ってくれる会社も最近は出てきています。
どうしてもという時は利用を検討してみてください。
キャンセル料を払わず放置すると良いことは一つもない
キャンセル料を払わずにいると、最悪は裁判なんてこともあります。
裁判まで行かなくとも、二度とその業者を利用できないなんてことにならないようにしましょう。
楽しみにしていた旅行や出張、急きょキャンセルなんてこともあるかと思います。
そんな中でキャンセル料の発生は、お財布的にも、心情的にもつらいもの。
ですが、つらいのは業者も同じだということをお忘れなく。
どんなに気を付けていても、予定の変更は避けられないもの。 誠実な対応と事前の保険、転売などで次につながる関係性を作って、キャンセル体験を価値のあるものにしていきましょう。