旅行計画より先!大丈夫?知っておくべきパスポートの4つのこと

 楽しみな海外旅行。
持ち物のなかでも忘れちゃならないのが”パスポート”。
でも、申請できても本当に「使えるか」という問題もあります。

 「そのパスポート、本当に大丈夫ですか?」ちょっとでも不安なあなた。
この記事を読んでしっかり対策しましょう。

 どうも、kenzoです。
心配症な私もパスポートの「本当は」という話。
教えてもらえなければわかりませんでした。

 ここでは、実際にパスポートを”使う”ということ。
私が海外旅行をして感じたことにも焦点を当てて書いていきます。

 海外旅行では「命の次に大事なパスポート」といいますが、軽く見ていると大変な目にあいますよ。
それこそ~十万円という損失を被ることだって。

 「それくらい払える」という人ならいいですが、そんな無駄な損はしたくない人が大多数でしょう。

 ですから、この記事を読んで心配事なしに旅行をエンジョイできるようにお手伝いします。


パスポートは持ち歩く?それとも?


 たぶんみなさん、パスポートが”大事”であることは認識しているでしょう。
だからこそ出入国以外の時はどうしておいたらいいか、人によっては気が気でないでしょう。

 また、以前の私のように特に気にせず持ち歩いたり、ホテルに置いてきたりなんて人もいるでしょう。
外国で私たちの身分を証明してくれるのは、パスポートだけです。

 そのため、携帯していることが望ましいんですが、落としてしまうかもしれません。
それにシュノーケリング、色んなアクティビティの最中も濡れたり破損しないよう気にしていたんでは観光どころではないですよね。

 なのでまず、滞在中の”パスポートの扱い”について決めておきましょう。

原本不要!コピーを用意しよう!

 滞在中は、「ID」としての要素が強いパスポートは「原本」の提示を求められることはほとんどありません。
そのため、紙でもスマホの画面でもパスポートの”中身”を提示できればいいわけです。

 ならば、リスキーな持ち歩きはやめてコピーしたものを用意するか、あらかじめ写真などの「データ」にして、スマホで簡単にアクセスできるようにしておきましょう。

 私もコピーを持っておらず、困ったことがあります。
友人の運転する車で、たまたま警察に止められ、全員IDの提示を求められたのです。
「ホテルに帰ればあるのに!」と歯がゆい思いでしたが、無いものは無い。
結局、日本円で2万近い罰金をとられました。

 特に、海外ではお酒の購入、飲食店での提供時に提示を求められることが多く、また、我々日本人は若くみられることが多いので、パスポートで証明できないと頑なに売ってくれません。

 私の場合、日本人にも大学生に間違われるくらい童顔なので、パスポートを忘れた友人を弁護しても逆に、私まで疑われたくらいです。

 なので、どこで必要になるかわからないという意味では、IDはしっかり携帯しておく必要があります。

 もうひとつ、原本を持ち歩かないほうが良い理由は盗難です。

 地域や治安によりますが、公共の交通機関でも提示を求められることもあり、大勢の前でパスポートを晒すのはそれだけ標的になりやすくなるからです。

 というのも、日本国のパスポートはそれだけでビザなしで滞在できる国が多いため、ある意味人気で標的になりやすいのです。

 そういったところから、原本を持ち歩くのはおすすめしません。

では原本は?保管場所はホテルの中

 肝心の原本はどうするかですが、ホテルに保管しておきましょう。

 場所は

  • 部屋のセーフティーボックスの中
  • レセプション(フロント)

両方信用できなければ

  • 自分のスーツケースの中(施錠して)に紛れさせる

という手もあります。

 宿泊先の地域によりますが、基本ホテルも、観光客を相手にしている以上、”信用”も売り物にしているので誰もが知っている有名なホテルか3つ星以上であれば、預けてもいいでしょう。
ただ、返却の際は他人のものと取り違えられないように注意してください。

 しかし私の知人も、誰もが知るような某高級ホテルでカードのスキミング被害にあっていますし、過信するのは危険です。

 私の友人はホテルの金庫も100%はないと、自分のスーツケースを二重底にしている強者もいますが、一般的な観光地では、そこまでする必要はないと思います。

 大事なのは、旅行中は全て、「自己責任」となってしまうので、どこに保管しようとも、自分でわからなくならないよう、(自分の中で)決まった場所に保管することを、おすすめします。

 あと、部屋の金庫は必ず、試用してみてください。
英語の説明を無視して適当に操作したら開けられなくなった。
ということもよく聞きます。

まとめると
  • 旅行前に、国内でパスポートのコピーを印刷しておく(顔写真のページ)
  • 写真か、クラウド上のデータとして、ネット上で管理しておく
  • ホテルに着いたら、金庫ないし、自分のカバンなど、目につかないところに保管する
  • 心配な場合は、フロントに預ける

ということです。

 しかし、いくら持ち歩くのがコピーだとしても大切な個人情報です。
悪用されないとも限りませんので落としたり、なくしたりはないようにしっかり管理してください。

持ち歩きはカバン?ポケット?どうしても持っていくとき

 どうしても持っていかないといけないときや、宿泊先の信頼が万全でないホテル、ユースホステルなどの場合。
確かに持ち歩いていた方が、安全だというパターンもあると思います。

 そのようなときは、必ず貴重品を入れておくカバンかケースを用意しましょう。

 街に出るのに大荷物は嫌だという人も多いでしょうが、そこは心配いりません。

 パスポートや財布、カード、人によっては常備薬、くらいのものが入ればいいので大きさはポーチくらいあれば充分。

 ただ、両手をフリーにできてスリや盗難のことを考えれば、体に密着できる”ボディバッグ”のようなものが良いでしょう。

↑こういうものを前掛けにするとより安心です。

 ウエストポーチも良いですが、他人でもヒモをはずせてしまうことを考えると、上からかぶる肩掛け式のものがより良いでしょう。

 ヒモやストラップが長すぎず、丈夫なものにしましょう。
長いとそれだけ引きちぎられる心配が出てきます。

 また、パスポートは替えがきかないため首掛けのパスケースに入れて服の下に隠すという方法もあります。

 これを過剰といえるかどうかは行き先の国、地域によるでしょうが、そこまでしてでも守るべき大事なものであるのは確かです。

それでも、紛失、または盗難にあったら…

 自分のミスは気を付けていればなくせますが、どんなに気を付けても相手が悪意のある人だったらどうしようもないこともあるでしょう。

 残念ですがもし、旅行中になくしてしまったら慌ててしまいますよね。

 少しでもそうならないために、なくしてしまった場合の対処も知っておくと少しは心に余裕が持てます。

 まず、無い、と気づいた時点ですることは日本と同じです。
現地の警察に行き、パスポートの「紛失届」を発行してもらってください。

 次に、現地の日本大使館(領事館)に連絡し、紛失したパスポートの「停止措置」をしてもらいます。

 これで不正利用される心配はなくなったので、ここから自分の帰国のために必要な手続きをします。

具体的には

  • 72時間だけ有効な”帰国する人のためだけ”の限定的なパスポートを発行してもらう(帰国のための渡航書)

長期な場合

  • 日本から必要書類を取り寄せてもらい、再申請する

という2つの方法があります。

 すぐに帰国するわけでなければ、「再申請」ということになるでしょう。
申請してから、最短で3日ほどかかるので、その点も注意しておく必要があります。

ここで、どちらの申請でも、事前にできる準備としては

  • 証明写真(45x35mm)
  • 戸籍謄本のデータ
  • 免許証等、国籍を証明できるもの(データ)
  • 現金余分に3万円ほど

再申請の際に戸籍謄本など、日本から取り寄せることになります。(持ち歩いている人はいないので)

 しかし原本を持っていなくても、これらの必要な書類をデータや写真としてスマホにいれておくと取り寄せ手続きがスムーズになります。

 分散させて現金も持っておけば、少なくとも申請にかかる費用も心配いりません。

 もうひとつ、アメリカ、カナダ、オーストラリアに滞在する方は再申請が必要になるものがあります。

 ”電子渡航認証システム”と言われる、ESTA(米)ETAS(豪)eTA(加)というものを、渡航前に登録しているはずですが、これも、パスポートの番号が変わるので、再発行後に、申請する必要があります。(経由地で入国する場合も)

ESTA
https://esta-center.com/

ETAS
https://www.eta.homeaffairs.gov.au/ETAS3/etas?locale=ja&submit=cancel

eTA
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta/apply-ja.html

 航空券をすでにとっている場合は航空会社、旅行会社に相談してください。

 ただこれらの書類を事前に準備しておく、何が必要か覚えておく、というのは心配事が増えて人によってはかなりの負担だと思うので、とりあえず以下のことだけ覚えておいてください。

  • 紛失に気づいたら、現地警察に連絡。「紛失届」をもらう
  • すぐに、日本大使館(領事館)に連絡し、指示を仰ぐ
  • 米、豪に滞在、経由する場合、電子ビザの再発行も行う
  • 航空券について、旅行会社か航空会社に連絡

 少なくともどうしたらいいか、全くわからない状態よりは何を頼ればいいか、わかっているだけで心持が全然違うと思います。

 もちろん、こんな事態は避けたいですが、万一のため証明写真数枚、大使館のTEL番号くらいは控えておくと良いでしょう。

在外公館リスト
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/index.html

 また申請の手数料の支払いは、現地通貨での支払いになるので注意してください。


そのパスポート使えますか?「残存期間」をチェックしておこう!

 頻繁に海外に行く人でないとあまり聞き馴染みすらないでしょう。

 簡単にいうと、だいたいの国がパスポートの残りの有効期限が、ギリギリだと入国させてくれないということです。

 例えば韓国の場合、「入国時3カ月以上」とされています。これは、韓国に着いた日の3カ月後に期限が切れるパスポートなら、セーフということです。

 逆に、残り期限が入国時の2カ月後という場合、日本を出国すらさせてもらえないということになります。

 これ、実にシビアな問題ですよね。

 この「条件」は国によって様々。6カ月以上や、プラス滞在日数、とするところ、「~以上が望ましい」と強制力は弱いところなど、いろいろなものがあるので、必ず事前に確認してください。

 この際、 情報が過去の可能性のある、ブログなどは、参考にしないように。

 この「条件」は常に変更する可能性があるためです。
行き先の在日大使館のサイトで調べましょう。

 「ギリギリ行けるかな、要件満たしてるし」と思っても、全ては現地の入国審査しだい。
もしも時間があるなら、かならず「切り替え申請」を行ってください。

 私もこれで、友人が出国できず、仕方なく全キャンセル。
行き先を急遽国内に変えて、余分に費用がかかった、苦い思い出があります。
一人ならいいですが、他人に迷惑かけては二重で辛いですよね。

 また「残存期間」とは別に、査証欄(出入国時にスタンプをおすページ)の余白が残っていないといけない、という決まりもあります。
国によりますが、最大2ページの余白が必要なところもあるので、こちらも事前チェックが必要です。

 ちなみに、このページを増やす申請は、各地のパスポートセンターで、免許証など、住所の確認できるものがあれば、2時間ほどでできます。
心もとない人は、手続きしておくと良いでしょう。

 事前にちょっと、たったひとつ気を付けていればいいだけなので、「大丈夫だろう」と思わずに、大惨事をさけるためなら易いと思って気を付けてみてください。

パスポートはあっても出発できないかもしれない!?航空券と内容が違ってはダメ!

 よく、疑問にあがることのひとつとして、「手元にパスポートないけど、航空券や旅行は予約できるのか」ということがあります。

 全部が全部ではありませんが、結論からいうと、できてしまうんです。

申請中の人なんかはラッキーかもしれませんが、予約時にパスポートを提出しなかった人、あるいは、なんとなくで予約してしまった人は注意が必要です。  

 なぜなら、パスポートの予約番号は後からでも変更がきくことが多いですが、名前は変更できません。

 そして、当日はこの、「搭乗者名」「パスポートの名前」の表記が合っているか、が確認されます。

 もし、このふたつの”名前”に相違があれば、そこでその航空券は無効
つまり当日のキャンセル扱いになってしまうんです。

 パスポートと違い、空席があれば再度取り直して出発はできますが、確実に値段は上がるうえに、もし満席だった場合は飛行機を見送らなければなりません。

 パスポートの表記は、「ヘボン式ローマ字」という決まりがあり、「大田」(Ohta)や「菊池」(Kikuchi)のようにOotaやKikutiとローマ字で二通りの記入方法があるときに、うっかりミスで予約してしまうことがあります。

 また、結婚して姓が変わっているのを忘れていたという場合もよくあります。

 このように航空券と表記の違いがあることに気づいたらまずは、旅行代理店か航空会社に連絡しましょう。

 変更が間に合うときもありますし、航空会社も当日まででしたら対応してもらえるところが多いです。
しかし、一切不可であったり、有料、数文字まで大丈夫など各社対応がわかれるのでなるべく早く変更したい旨を伝えることをおすすめします。

 姓が変わっていた場合、パスポートの記載事項を変更する方が正しいですが、時間がない場合は以前のパスポートが”有効”であれば、旧姓でチケットをとる手もあります。

 ただし、記載事項に変更が出た際は、手続きすることになっているので早いうちに手続きしておくのが良いでしょう。

変更手続き↓
https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/passport/guide/application/0000000364.html

 私は友達に予約を任せていて、当日表記が違うと言われ、粘ったすえ「変更不可」となっていた航空会社であったにも関わらず、その「行き」の便だけは対応してもらったことがありました。
あの時は、「1人だけ置いてけぼりか!?」と冷や汗ものだったのを覚えています。

 そんなラッキーが起こる保障なんて全くないので旅行、航空券の予約の際は必ず手元にパスポートを用意しましょう。

 先ほどの残存期間など、他のことに気づく”きっかけ”にもなります。

まとめ

今回は

旅行計画より先!大丈夫?知っておくべきパスポートの4つのこと

について、紹介しました。

パスポートは持ち歩く?それとも?

  1. 原本でなければいけないことは少ないので、持ち歩かない
  2. 中級以上のホテルであれば、ホテルに預けるか、金庫、あるいはスーツケースに保管する
  3. IDは必要なので、コピーかデータで持ち歩く(顔写真のページ)

持ち歩きはカバン?ポケット?どうしても持っていくとき

 宿泊先によっては、置いておくより、持ち歩いた方が、安心というケースもある。
そのような場合は、その地域の治安にもよるが、必ず目に見える位置、前などに密着して持てるようなバッグか、服の下にしまえる工夫をする。

 それでも紛失、盗難にあったら、対応できるように現地領事館で再申請に必要な書類をデータで保存しておくと安心。

そのパスポート使えますか?「残存期間」をチェックしておこう!

 「残存期間」という存在も知らない人が多い。
しかしこれは、誰にでも関係する。
しかも、とても大事なことなのでしっかり把握しておく。
具体的にはパスポートの有効期限が残り少ない人が該当するが、何日以上必要かなどの詳細を調べる際は必ず「大使館、領事館のサイト」で調べる。

 その国が求める残存期間を満たしていない場合、入国できない場合もあるので注意。

パスポートがあっても出発できないかもしれない!?航空券と内容が違ってはダメ!

 よくありがちなトラブルとして、飛行機のチケットとパスポートの名前表記が違うことがある。これではその航空券は無効になってしまうので、ミスも含め必ずパスポートの表記に合わせる。

 もしも結婚などで名前が変わった場合、新たに申請するより変更は簡潔にすむので時間があれば変更を申請する。
最悪、旧姓でも航空券の名前だけは有効なパスポートの表記に合わせる。

 みなさんは大丈夫でしたか。

 大事なこと。
というのはわかっていても、旅行となると何処で何をするかばかりに気がいきがちですよね。

 私も、パスポートは手に入れるまでのことしか考えていませんでした。

 それもそうなのですが、誰もが知っている「海外旅行にパスポートは必要」ということよりも誰も教えてくれない部分、なぜ、どのように大切なパスポートを活用するのか。
というところは、実際に旅行に行って必要性を感じるまではわかりませんでした。

 今になってみると手帳のような感覚で、ふらふら持ち歩いていたのが恐ろしいです。

 幸い私自身は、大事に至るような失敗こそなかったものの「もし…」と思うと、旅行の思い出どころか人生にも影響が出ていたかもしれないということだってあるので、みなさん、パスポートの重要性。
今一度見直してみた方がいいかもしれません。

 普段からしっかり管理しておかないと、いざ準備を始めてから「見当たらない!」なんてことになりかねません。

 心配ばかりでも仕方ないですが、航空券や宿泊先など「万が一の事態」でも保障してくれる旅行保険もあるので、心配な人はぜひ、調べてみてください。