
「ワーキングホリデーの費用がいくらかかるかわからない」
「どんな費用があるのか知りたい」
「節約できる方法を知りたい」
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
こんにちは「cabjet」です。
ワーキングホリデーでカナダへ行きましたが日本へ戻った時は行く時の所持金と変わらず帰国しつつカナダでの生活を充実させました。
今回は「ワーキングホリデーでいくらかかるか、節約のポイント」についてご紹介します。
ワーキングホリデーは慣れない海外で生活するため費用がいくらかかるか不安になりますよね。
文化が違うので予想外の費用が発生したとか、日本だと相場はこれだけなのに以外に高額だったなんてことがあったら嫌なものです。
あとお得な方法がありながら知らずに高いお金を払ってしまったなんてこともありがち。
費用がいくらかかるか、節約できるポイントを押さえて充実したカナダライフを過ごしましょう!
今回は経験談を交えてワーキングホリデーでかかる費用や節約ポイントをご紹介しますのでご覧ください。
私の1年間のカナダ滞在費用をご紹介!
ワーキングホリデーなら貯蓄を削ることなく生活できます
それは当然 現地で働きながら生活できるからですね
私は巷のワーキングホリデー情報を参考に約100万貯めてカナダ生活を始めました。
ですが渡航中の収支はほぼプラスマイナスゼロで終わることができました。
そんな私の滞在中収支はこちら
収支
- 航空券(オープン) 18万
- ワーキングホリデービザ申請 3万
- 海外旅行保険 16万
- 家賃:5,100C$ (2月~4月450C$×3 5月~8月350C$×4 9月~11月550C$×3 12月~1月350C$×2)
- 食費:1,800C$ (150C$×12月)
- 生活費:2,400C$ (200C$×12月)
- 旅行関連:3,000C$ (航空券、レンタカー、バス等の移動や旅行中のホテル代、観光費用)
- スノーボード関連:3,000C$ (リフトシーズン券、スノーボードギア購入費用等)
- 2月~4月 1,700$/月
- 5月~6月 1,400C$/月
- 7月~8月 1,200C$/月
- 9月~10月 800C$/月
- 12月~1月 1,800C$/月
一番のポイントは仕事をうまく見つけられるか、継続できるかになります。
渡航前に働くところを決める事は出来ませんので現地での情報収集がカギになります。
私はフリーペーパーや掲示板、友人からの情報など活用して仕事を見つけ、間隔をあけずに働くことが出来ました。
9月、10月はトロントで短期的に働いていました。
それ以外はレストランで安定的に働くことができて、当時8.5ドル~9ドルの時給で働いていました。
でも今カナダの最低時給は上昇し12ドル~15ドル(州によって異なる)になっています。
昨年久しぶりに訪れた時も物価はそう変わっていない印象だったので今行けばもっと良い暮らしができるかもしれませんね(うらやましい…)
仕事の収入によって生活も柔軟に変化させることも大切です。
滞在中の収支をしっかりコントロールできる事で帰国した後の生活も安心です。
費用を抑えるコツ 自分でなんでもやる、シェアする、省くの3つ
私が行った経験上節約できるポイントはたくさんあります。
もっと上手に節約できて充実できたのではと思うほどです。
皆さんにはそういう想いをしてほしくないです。
ポイント3つは
- 自分でなんでもやる
- シェアできるものは利用しましょう
- 省ける無駄なものは極力省く
この3つを実行するためにまず「留学といったら!」という常識を疑うことです。
自分でなんでもやる
ビザ申請や学校の手配を留学エージェントに任せたり、住むところも紹介されたホームステイで決めてしまう。
これって安心できて楽ちんですよね。
でも手続きや申請自体もワーキングホリデーの大切な「体験」です。
面倒ですが将来的に仕事でも生活でも必ず役に立ち、そしてお金も節約できて一石二鳥ですよ。
人にお願いするのはとても楽ですが「ビジネス」となって間に手数料が発生して高くなってしまうものです。
シェアできるものは利用しましょう
これも滞在中節約するうえで絶対に外せません。
住むところはシェアハウスを利用したり移動はレンタカーをシェアしたり使えるところは色々あります。
住むところは自分で探してシェアハウス
私の場合は入国後しばらく知合い宅に居候させてもらい掲示板などを利用して現地で部屋を探しました。
エージェントを通したりしてホームステイは利用しません。
探し方はローカルです。
スーパーなどの掲示板にあるシェアメイト募集などを利用しました。
あと現地のフリーペーパーにもシェアメイトや仕事の募集が掲載されていたので使いましたよ。
ネットが便利な時代ですが現地の情報収集は以外とローカルな方法もありますので参考にしてみて下さい。
2月~4月の家賃450C$は普通に感じると思います。
しかし私が滞在していたのはウィスラーというウィンターリゾート地でした。
相場が少し高め(当時600~800)だった事もあるので相場よりは安く住めています。
5月以降も仲間とリゾートマンションを借りて安く滞在できました。
月350ドルでウィスラーの真ん中でジャグジー付きの4か月間が一番快適だったかもしれません。
レンタカーで旅行や買い出し
レンタカーでよく滞在地のウィスラーからバンクーバーへ買い物に行ったり、シアトルへ国境越えで旅行したりしました。
みんなでシェアして単価を下げられるのが利点。シェア出来るものはどんどん利用しましょう。
レンタカーは単純に海外で乗ること自体楽しい(はじめは恐怖的スリリングも相まって)ですが、バスで行くより安くて自由度も高いです。
75ドル/日 ガソリン20ドル弱 100ドル4人なら25ドルですみます。
もしバスでバンクーバーへ行くなら往復60ドルはかかります。
そのあとも交通機関を利用しなければ移動できません。
仲間と楽しく移動できて安くて済むならレンタカーが良いですね。
あと帰国する人のものを頂く、ガレージセールを利用などもシェアと言えばシェアです。
これが助かるものを色々もらえたりするんです、滞在中は色々頂きましたし帰るときはあげました。
帰国前の人は荷物の整理が大変なので手伝ってあげればwin-winです。
省けるものは極力省く
これも大切なポイントです。
なんだか便利そうだけど使うかわからない、付けておけばとりあえず安心なサポート料とかよくあります。
たまにサポート料10万とかあるものを見るとスパっと切り落としたくてたまりません。
では大きく金額を削る場合は
語学学校には通わない
『留学といえば語学学校にいく!』という常識を覆してみましょう
必ず語学学校に行かなければならないか、代替え案はないか考えてみましょう。
今の時代良質な教材やオンライン教育が溢れています。
良い学校もありますが気合をいれて入学したら日本人や韓国人ばかりというのはよくある事です。
学費は平均で1か月10~15万円。
これを半年と考えるとかなりの額になりますね。
学校に行こうと思っていた費用ももっと自分のやりたい事にお金を向ける事もできますよね
語学学校という選択肢を一度見直してみても良いのではと私は思います。
せっかくワーキングホリデーで来たのであれば仕事や普段の生活、趣味などを通して現地の文化を堪能しつつ英語を学ぶほうが効率的です。
滞在したあとも私はそう感じています。
通信費
まず部屋を借りる際にネット環境込みであれば削減できます。私はこれを全て実行しました。
スマホに関しては音声通話や過度なデータ量を省きましょう。
現地でデータSIMを契約してSIMフリースマホで使えば3GBで15ドル/月前後のものもあります。
カナダはWI-FI普及率が高いので基本Wi-Fiを使用して出先のWi-Fiが使用できない場所での検索等でSIMを使えば3GBに収める事はできそうですね
食事は自炊を中心に
食費も滞在中の費用で占める割合は大きいです。抑えられるとその分費用を圧縮できます。
まずは自炊することが節約に繋がります。カナダは比較的外食が高いと感じました。
食事代の他にチップ約15%もあるので割高です。
もちろんカナダの食生活も楽しみたいので月に数回行くようにしていました。
スーパーでは日本に比べて安いものもありますので切り詰める事なく節約はできますよ。
私の場合食費が月150ドル程度に抑えることができたのはレストランで賄いつきだったからです。
夕食の1食分や日によってはランチから通しなので2食分浮いていたので終わってビール飲むくらいしかお金を使いませんでした。
ですのでお腹を空かせながら頑張っていたわけではありません(笑)
アウトドアを楽しみたかったのでしっかり食べていました。
節約よりも自分がやりたいことを
ここまで節約のお話でしたがあまり節約、節約だと疲れちゃいますよね
せっかくカナダに行くので思いっきり自分のやりたいことをやりましょう!
「どゆこと?矛盾してない?」と思わないでください。
自分が不要な部分の節約ができたら、やってみたいことに資金を振り向けましょう
私は語学学校には行きませんでしたのでその分スノーボードを存分に楽しみました。
ウィスラーというリゾート地ではリフトシーズン券が早割で約800ドル(普通に買うと十数万)でしたが買ってしまえば滑り放題。
夏のシーズンも山頂まで行けば滑ることができます。
8月まで滑って年間滑走日数は130日くらい行ったので1年のうち3日に1回とウィスラーの山を滑り倒しました。
滑ることができない秋は3か月ほどトロントへ渡りナイアガラフォールディングやオタワ、モントリオールを観光してみたり
お金を貯める事が目的ではなく、やりたい事のための節約であればモチベーションもあがってきます。
目の前にニンジンをぶら下げられたように頑張ってみましょう。
まとめ
私の1年間のカナダ滞在費用をご紹介!
- 渡航中支出:15,300C$
- 渡航中収入:15,500C$
滞在中貯蓄を落とさないための一番のポイントは
仕事をうまく見つけられるかになります。
現地の情報をしっかり収集して自分にあった仕事を見つけましょう。
仕事の収入によって生活も柔軟に変化させることも大切です。
滞在中の収支をしっかりコントロールできる事で帰国した後の生活も安心です。
費用を抑えるコツ 自分でなんでもやる、シェアする、省くの3つ
- 自分でなんでもやる
- シェアできるものは利用しましょう
- 省けるものは極力省く
この3つを実行するためにはまず「留学といったら」という常識を疑うことです。
そこから手続きや申請などは自分でやってみましょう。自分でやれることでコストを抑えることはどんどん実行しましょう。
また住む所やレンタカーなどシェアできるものは利用しましょう。一人だとコストが高くなるものもシェアする事で安く、楽しく、効率的にできる事が他にもあります。
語学学校には通わないなど省けるものは極力省きましょう。
自分の生活であまり必要のないものは定額で払うのではなくスポットにする。代替えできるものを利用するなど検討してみてください。
私の場合は両親などから支援はなかったので全て自己責任ですすめ、資金作りや渡航の準備から渡航中、渡航後(当たり前ですが)まで無事にカナダでのワーキングホリデーを終えることができました。
人生において一生の思い出となる経験や出会いが待っているワーキングホリデー。
でも行きたくても「お金がないから…」という理由だけであきらめてほしくありません。
しっかり計画を立てて、情報があればお金に困ることなく行けちゃいます。
少しでもあなたの新しい夢、輝かしい未来へ繋がればと思っています。