

12時間の飛行機って何着ていけばいい?

エコノミー症候群にならないか心配
この記事はフライト中で機内での悩みを抱いている方へ向けたものです。

こんにちは、日本からアフリカまでの長時間フライトを乗りこなす「Hara-Maki」です。

この記事では、私が12時間以上のフライトを何度も経験して手にいれた、長時間のフライトを快適に過ごすためのアイテムや注意点をご紹介します。
長時間のフライトでせまい座席にずっと座っているのは、かなりのストレスですよね。
エコノミー症候群になることもあります。
行きのフライトでツラい思いをすると、帰りのフライトも憂鬱です。

今回、紹介するアイテムと注意点を実践すれば、ストレスを軽減し、快適に過ごせますよ。

ぜひ、教えてください!!
行きも帰りも快適な空の旅で、旅行のワクワク感を最後まで感じましょう。
長時間のフライトを快適に過ごす服装アイテム4選!
長時間のフライトでは少しでもリラックスする服装でいることがストレス軽減の第一歩です。
まずは、服や身に着けるアイテムをご紹介します。
寒さも裾汚れの心配もない長ズボン!意外と機内で裾が汚れる⁈

ズボンの裾が足首のあたりでキュッと絞ってあるものがおすすめです。
寒さも防げるし、裾が汚れる心配もありません。
ズボンでもゆったしりたものだと裾が汚れることがあります。
トイレに入ってズボンを下ろすときです。

私は半分寝ぼけながらトイレに入って、床が濡れていることに気づかず、ズボンの裾を濡らしてしまったことがあります。
座席に戻ったときに気づき、気分がガタ落ちしたしました。

トイレで裾が汚れるなんて!!
絶対イヤだ!!!
足首がキュッと締まったズボンであれば、裾が床につくことはないので安心ですよ。
裾がゴムになっていても、キツイ締め付け感はありません。
ウエストもゴムで締め付けませんし、よりリラックスすることができますよ。
寒さ対策ならロングスカートを選ぶ方もいらっしゃいます。

しかし、ロングスカートは丈の長さによっては、座ったときに裾が床に落ちてしまいます。
床につかないように裾を上げると、足が出て冷えます。

私も毎回マキシ丈のワンピースで裾が床についているわ!
また、床に落ちたスカートの裾は隣の人が立ち上がったときに踏まれることがあるんです。

私のスカートも踏まれて、汚れたことがあります!
その点、裾がゴムのズボンなら汚れる心配も踏まれる心配もいりません。
防寒着にはUNIQLO ウルトラライトダウン!寒くなくてもあると便利なアイテムに変身!

長時間のフライトではUNIQLOのウルトラライトダウンは万能アイテムなんです。
ウルトラライトダウンは保温性抜群なので、寒い機内でも冷えを感じることはありません。
私は体温が高い方なので、少々汗ばむこともあるくらいです。

機内ではブランケットを借りることができますが、ブランケットだけでは足りないくらい寒い場合がありますね。

そういう時にこそ、ウルトラライトダウンが活躍します。
足元はブランケット、上体はウルトラライトダウンで寒さはしのげます。
もし、寒くなくても圧縮して小さくなるし、袋に入れればクッションとしても使えて便利です。
保温性と軽量性が非常に高いので、とても便利です。
ビーチサンダル・スリッパは底がしっかりしたものを持参!底が浅いと不快になる!?
ビーチサンダルやスリッパを選ぶときは、しっかりした底のものを選びましょう。
機内アメニティのスリッパを使う方もいます。
しかし、アメニティは底が薄い場合が多いです。
アメニティのスリッパで床が濡れたトイレに入ると靴下までしみてくることもあります。
底がしっかりしたものを履いていれば靴下が濡れて気持ち悪い思いをすることはありません。
底があっても、かさばって荷物に入らないのも困ります。
その場合はビーチサンダルやスリッパも足の甲の部分が柔らかい布のものであれば、つぶして荷物の隙間に入れることができます。
宿泊先のホテルでも使えるので持っていくと何かと便利です。
着圧ソックスはむくみ解消の必須アイテム!
長時間のフライトに着圧ソックスを利用する方は多いですよね。

ずばり、おすすめはメディキュット メディカル ロングです。
着圧ソックスを使えば、足のむくみによる痛みやストレスは軽減できます。
長時間のフライトでは同じ姿勢で長い間過ごすので、むくみやすくなります。
ひどいときにはむくみによって、痛みが生じます。
この状態がエコノミー症候群です。

メディキュットにはいくつか種類があって、メディキュットメディカルは着圧がしっかりしていてむくみ予防になるんですよね!
さらに、メディキュットメディカルは一般医療機器であり、きちんと効能効果も示されています。
効果効能:末梢から中枢に向かい段階的に圧迫を加えて、静脈血やリンパ液のうっ滞による脚のむくみを緩和します。
出典元:https://www.mediqtto.jp/products/home/h_long/
強い圧力が苦手な方やはじめて使う方は寝ながらメディキュットでも大丈夫です。
寝ながらメディキュットは一般医療機器ではありませんが、メディキュットメディカルと同様に医学に基づいて圧力を設計されています。

寝ながらメディキュットは足のつけ根まであるフルレッグタイプもありますが、脱ぎ着を考えるとロングの方が使いやすいです。

長い時間身につけるものなので、リラックスできるアイテムを選びたいですよね。
そして、せっかく旅行のために選んだ服でもあるので、汚さない工夫をしてると嫌な思いもしなくてすみますよ。
飛行機で快適な睡眠をえるポイント3点

何時間もの飛行機の中では熟睡はなかなかできません。
少しでも心地よい眠りをえるために、
- フライト中のスケジュールを立てる
- 肌とのどの乾燥をケア
- フットレストでむくみ予防
機内サービスを把握して睡眠時間をしっかり確保!フライト中のスケジュールを立てよう!

旅行先の日本との時差と機内サービスで睡眠のリズムはくずれやすくなります。
まずは、旅行先の時間にあわせてスケジュールを立てましょう。

スケジュールを立てるときには、機内サービスのタイミングを確認しましょう。
眠りについたタイミングが機内食の時間とかさなっては意味がありません。

機内食が楽しみの一つなのに寝ているなんてもったいない!
機内食のタイミングは、航空会社やフライト時間にもよりますが、離陸後約1~2時間です。
6時間以上のフライトの場合は機内食は2回あります。
2回目は着陸約2時間前です。
ほかにもスナックのサービスがある場合がありますが、最低2回の機内食サービスをおさえれば大丈夫です。

機内サービスを全てモーラできるとすごく得した気分になっちゃう♪
機内サービスのタイミングを知っているのと知らないのとでは、精神的なストレスも変わりますよ。
保湿ジェルとぬれマスクで肌とノドの乾燥対策!
飛行機の中はとても乾燥しています。
保湿力のあるジェルまたはクリームタイプのオールインワンがあると、肌の乾燥によるヒリヒリ感が防げますよ。
オールインワンは美容成分も入っているので保湿だけでなくお肌のケアもできます。
ただし、機内でのスキンケアは通常の肌のお手入れではなく、乾燥対策と考えましょう。
お化粧は、可能であれば飛行機に搭乗する前におとし、スキンケアも済ませておくことをおすすめします。

なぜなら、乾燥した機内でお化粧を落とすということは、素肌に乾燥ダメージを与えてしまうということになるからです。
そのための機内では保湿力のあるジェルまたはクリームタイプのオールインワンで乾燥対策だけでいいようにしておく必要があります。
ジェルやクリームタイプなら飛行機が大きく揺れてケースが倒れても、すべての中身がこぼれて広がることはありません。
安心してテーブルに出せますよ。

そして、ノドのケアも大切です。
長時間のフライトで眠るときに、のどぬーるぬれマスクを使えばノドは常にうるいを得ることができます。
乾燥による不快なノドのイガイガ感を感じることもありません。

私も毎回マスクは持参しています!
マスクをすると苦しくなるという心配はいりません。
マスクをしてしゃべると少し苦しいですが、乾燥でノドを痛めてしまう方が何倍もツラいです。
乾燥した空気はホコリが舞いやすくなります。
そして、ノドがダメージをうけると体調不良につながります。
マスクでホコリの侵入を防ぎ、ぬれフィルターでノドの保湿ができるので非常に便利です。
フットレストは大事な足の枕!
良い眠りを得るために必ず持参して欲しいものがフットレストです。
良く眠るためには、いかにむくみを軽減するかが重要です。
私が一番ツラかったのは、はじめてのアメリカ10時間の旅でした。
LCCだったということもあり、国内線でも経験したことのない狭い座席で、
しかも3列席の真ん中でした。
そこで経験したむくみと痛みは今でも恐怖に感じます。
私がおすすめするフットレストはエアクッションタイプです。
エアクッションはマッサージをするときや体勢をかえるときに少し足に力を入れても安定した状態を保ってくれます。
過去の自分にこのフットレストを教えてあげたいくらいです。
足元がふさがるというデメリットがありますが、空気の入れ具合によって自分の好みの高さに調節できます。
さらに、座席の幅は機体の種類によって異なるので、座席に合わせた大きさにも調節可能であることが大きなメリットです。
よりコンパクトで足元をふさぎたくないという方はハンモックタイプがおすすめですよ。
ハンモックに乗っているように足がゆらゆらと浮いているのでリラックスすることができます。
デメリットはテーブルにひっかけて設置するので、引っ張ったり、体重をかけるとテーブルや座席に負担をかけてしまうので注意が必要です。
しかし、設置も簡単でひもの長さで高さも調整可能です。
底板もしっかりしているので使用中に形が崩れることが無く、テレビのリモコンくらいの大きさになるのが大きなメリットですね。
他にも、音や光が気になる方は耳栓やアイマスクを使うとストレスなく睡眠をとれます。
時差ボケとエコノミー症候群を予防!長時間のフライトで起きている時の注意点。

長時間のフライトで機内の映画やゲーム、持参した本や動画で暇つぶしをしますよね。
このときも注意して欲しいのが、時差ボケ・水分補給・エコノミー症候群です。
寝る30分前は映画やゲーム、スマホをすべてOFF!睡眠をしっかりとって時差ボケ予防!
機内の映画・ゲーム、スマホの画面、電子書籍の画面からは強い光が出ています。
画面の光は眠気を覚まして、時差ボケにつながります。
特に機内サービスのとき以外は、電気は消されるので、明るさを調整しても光を強く感じてしまいます。
日常でも電気を消して、布団に入っているのにスマホをいじって眠れなくなる人もいますよね。
眠たくなってから寝るのではなく、寝る時間になったら画面を消して目をとじて眠る準備をしましょう。
最低でも、寝る30分前からは画面を消すことをおすすめします。
こまめな水分補給とストレッチでエコノミー症候群の予防
繰り返しになりますが、乾燥する機内ではこまめに水分をとりましょう。 窓側や中央の座席の場合、トイレにいくのがいやで水分補給を控える方がいます。
Hara-Maki
やめましょう。
水分を取らないと体の血液循環も悪くなり、エコノミー症候群にもつながります。
水分をこまめにっとって、トイレに立った時こそ体を動かすチャンスです。
ストレッチができるし、むくみも解消できます。

水分補給とむくみ解消で一石二鳥です。
トイレが開いているときに席を立つことが多いですが、私はあえて、誰かがトイレに入っているときにトイレに向かいます。
待っている間がストレッチ時間に加算されるからです。
体を動かすために席を立つよりも、トイレに行くために席を立った方が気が楽ですよ。
起きている時こそ体力を消耗しないための工夫は、実践して損はありません。
まとめ
長時間のフライトを快適に過ごす服装アイテム4選!
- ゆったりズボンは裾がゴムになっているもの
- ウルトラライトダウンは防寒着にもクッションにもなって便利
- 履物は底がちゃんとあるビーチサンダルやスリッパで足裏をカバー
- 着圧ソックスは長いソックスタイプでむくみを予防
飛行機で快適な睡眠をえるポイント3点
- 機内でのタイムスケジュールを立てて睡眠時間の確保
- 乾燥対策は保湿ジェルとマスクで保護
- フットレストはむくみを防いで快眠へ導く必須アイテム
長時間のフライトで起きている時の注意点
機内の液晶やスマホ画面は寝る30分前にはOFF
こまめな水分補給とストレッチでエコノミー症候群対策
旅行は必ず飛行機を行きと帰りで2回乗ります。
行きでツラい思いをしてしまうと、旅行先でどんなに楽しく過ごせても、帰りが憂鬱になってしまいます。
少し旅行の準備を工夫するだけで、長時間のフライトも苦なく過ごせるなら、実践してみる価値はありますよ。
次回のフライトが、快適な空の旅になることを願っています。
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